横浜駅発!江ノ電を使って湘南を1日でコスパよく味わうベストルートを、大学4年間を湘南で過ごした私が紹介します!
鎌倉〜江ノ島で海沿いの景色や風情ある街並み、ローカルなグルメ、フォトスポットまで!交通費2,000円で1日で遊び尽くす方法はこれ!
この記事では横浜駅から鎌倉駅へ行き、鎌倉〜江ノ島の順で巡る方法を紹介します。
横浜駅から鎌倉への行き方
まずは、横浜駅から鎌倉鶴岡八幡宮や小町通りなどがある「鎌倉駅」を目指します。
横浜駅では、9番ホームに到着する「JR横須賀線(久里浜・逗子方面)」か「JR湘南新宿ライン(逗子方面)」の各駅停車に乗車します。
25〜30分ほどで「鎌倉駅」に到着します。料金はIC優先で356円です。
朝の時間帯は横須賀線の方が多く出ています。乗り遅れてしまっても20〜30分間隔で出ているので横浜駅周辺で時間を潰して待ちましょう。
横浜駅で乗り遅れてしまったらこちらの記事もおすすめ>横浜駅で暇つぶし無料で時間を潰せる場所を紹介!子供も楽しめて夜やデートにも
鎌倉駅周辺の観光スポット
横浜駅を出発して、鎌倉駅に到着したら巡ってほしいスポットを紹介していきます!
卵たっぷり分厚いパンケーキが食べられる喫茶店「イワタコーヒー」
鎌倉駅東口を出てすぐに赤い鳥居が見えます。こちらは、お土産屋さんなどが並ぶ「小町通り」です。
小町通りに入ってすぐ、右側にはジブリショップがあり、そのすぐ隣に「イワタコーヒー」があります。
「イワタコーヒー」は、昭和20年(1945)に開店して以来、3世代続く老舗の喫茶店です。ジョンレノンも訪れたこともあるというこちらのお店の人気メニューはパンケーキ。
1つの厚さが約3.5cmもあり、2つ重ねると高さは7cm!
焼き上がりまで30分ほど時間がかかりますが、素敵な庭園などを眺めながら待つ時間は優雅なものです。大きな窓から覗く庭園は四季折々で美しい草花が楽しめます。
建物、テーブル、椅子に至るまでレトロな雰囲気漂うイワタコーヒーは、鎌倉に来たなら1度は行きたい喫茶店です。
お土産屋さんが建ち並ぶ「小町通り」
イワタコーヒーを皮切りに、小町通りには団子や甘栗、海鮮焼き串など美味しそうなお店がいっぱいです。
さらに、かんざし屋さんや和風小物の雑貨店。ブティックや着物屋さん、古本屋さんまで様々なお店がずらりと並んでいます。
ここで1時間は楽しむことができるでしょう。
小町通りの終わりには、緑色のテントが目を引く「コクリコクレープ」というクレープ屋さんがあります。こちらも創業50年の老舗クレープ店で焼きたてのモチモチとしたクレープがいただけます。
おすすめはシンプルにバターシュガーです!
源氏の守り神「鶴岡八幡宮」
小町通りを抜けると、いよいよ鶴岡八幡宮が見えてきます。鶴岡八幡宮は鎌倉幕府の初代将軍源頼朝ゆかりの神社として、11世紀後半に鎌倉に創建されました。
大きな赤鳥居の奥には、本宮が見えます。
鶴岡八幡宮に行ったらぜひ見ていただきたいのが、本宮へ続く石段を登って振り返った景色です。鎌倉空気が澄んで晴れた日には、鎌倉の街並みの奥に太平洋や伊豆大島を見ることが出来ます。
そのほかの名所は、
- 水で洗えば鶴亀のような輝きを出すと伝えられる名石「鶴亀石」
- 夫婦円満の祈願石で姫石とも呼ばれる「政子石」
- 頼朝公が大庭景義と僧侶の良暹らに命じて造らせた、“産”(繁栄)の願いを込めた三つの島が浮かぶ源氏池と、“死”(衰退)を象徴する四つの島の平家池の「源平池」
などがあります。
江ノ電に乗車
1日で江ノ島まで楽しむので、鎌倉駅はこの辺にして江ノ電で長谷駅へ移動します。
江ノ電乗車の際は、1日乗車券「のりおりくん」を購入しましょう!大人800円、こども400円です。
長谷駅周辺の観光スポット
長谷駅は紫陽花の有名な「長谷寺」や「鎌倉の大仏」がある駅です。
古民家カフェ「サカノシタ」
長谷駅に着いたら、お昼ごはん兼休憩としておすすめの古民家カフェがあります。
ドラマ『最後から二番目の恋』やK-POPグループASTROのMVのロケ地としても使われたこともある雰囲気の良い「サカノシタ」です。
もともと「cafe坂の下」として長年営業していたのですが、最近オーナーさんが代わり「サカノシタ」となりました。
テラス席はペット同伴も可能で、店内はアンティーク調の家具が並ぶおしゃれなカフェです。
地元鎌倉の食材を使ったランチプレートなどが楽しめます。
紫陽花の時期以外もファンが多い「長谷寺」
続いて向かうのが「長谷寺」です。入場料は大人400円です。
ここは、紫陽花がとても有名なお寺で、ピーク時は入ることすら難しい人気ぶりです。1年を通して花が咲き誇る「花の寺」とも言われています。
お花以外にも雰囲気が良くて、個人的に鎌倉で1番好きなお寺です。
夏は風鈴がたくさん飾られ、秋は紅葉、冬は冷たい空気にお寺の建物が凛としている様子が感じられます。
もちろん、季節ごとのお花も綺麗です。長谷寺では「花散歩」と名して、お花の時期を紹介しています。
鎌倉といったら大仏様「高徳院」
続いて、長谷寺より山側に進んだところにある「高徳院」です。入場料は大人300円です。
鎌倉の大仏様が有名で、鎌倉初心者も玄人も何度行っても飽きないお寺です。
重量は約121t。高さ(座長)は11.31m、台座も含めると13.35mあるそうです。
大仏様の中を見ることができる大仏胎内拝観は午前8時〜午後4時30分(通年)で、参拝料は50円です。
高徳院の近くには、大仏様の形をした人形焼などが売っているお土産屋さんもたくさんあるので、鎌倉のお土産におすすめです。
鎌倉高校前駅周辺の観光スポット
続いて、あのバスケアニメの影響でアジアでも超有名な聖地がある「鎌倉高校前駅」です。
スラムダンクのOPといったら「鎌倉高校前駅」
江ノ電に乗っていると、やたら人が集まっている踏切があります。それが「鎌倉高校前駅」の踏切です。
ここは、大人気アニメスラムダンクのOPで登場する海が見える踏切のモデルとなった踏切です。
見比べるとわかるのですが、そのまんまです。ぜひアニメと見比べてみてください。
ここは、スラムダンクファン垂涎の場所だけでなく、駅ホームの目の前が海なのでとても景色が良い駅です。江ノ島も見えます。
ここで眺める朝日、夕陽はそれぞれ違った湘南を感じさせてくれます。
江ノ島駅周辺の観光スポット
いよいよ、江ノ島駅に到着です。
江ノ島駅を降りると、お土産屋さんや飲食店が続く「すばな通り」があります。金魚すくいができたり、射的ができたりちょっと面白いお店もあるので散策してみるのも良いでしょう。
すばな通りを抜けると目の前に江ノ島が見えてきます。
地下道を抜けて「江ノ島弁天橋」を渡りましょう。
江の島弁財天仲見世通りの入り口「青銅の鳥居」
青銅の鳥居は文政4年(1821)から、約200年の間、潮風をうけながらも江ノ島弁財天を参拝に来る人を迎えています。
鳥居をぬけると江島神社へと続く参道があり、土産物屋がずらりと並んでいます。
江ノ島神社 辺津宮
参道を登っていくと、源実朝が鎌倉幕府の繁栄を祈って創建された「江ノ島神社 辺津宮」があります。
本殿前には「天女と五頭龍伝説」に由来した龍を祀った江の島弁才天の龍の銭洗もあります。
江の島シーキャンドル(展望灯台)
江ノ島のシンボル、シーキャンドルです。最終入場は19:30です。
遠くから見ることもできる展望灯台は、避雷針まで入れた高さは59.8m(海抜119.6m)です。
高さ41.75m(海抜101.56m)のところにガラス張りの展望フロア、さらにその上には屋外展望台があります。展望灯台から富士山や丹沢なども見ることができます。
冬になると、展望灯台周辺はイルミネーションが輝きます。
江ノ島 岩屋
江ノ島の最奥部にある海食洞窟です。ここが1日の終着点です。
季節によりますが17時まで見学可能です。時間的にシーキャンドルを最後にみても良いでしょう。
弘法大師や日蓮上人も修行したといわれており、江の島信仰発祥の地として崇められてきました。
源頼朝も奥州藤原秀衡征伐を祈願したとも伝えられています。
奥行152mで富士山の氷穴に通じているといわれる第一岩屋と56mで龍神伝説の地といわれる第二岩屋があり、ロウソクの炎に照らし出された石像や岩壁が神秘的です。
江ノ島駅から横浜駅への行き方
江ノ島を堪能した後は、また江ノ電に乗り「藤沢駅」まで行き、JR線へ乗り換えて「横浜駅」へ帰路につきましょう。
藤沢駅では「JR東海道線(宇都宮・高崎・小金井方面)」もしくは「JR湘南新宿ライン(籠原方面)」に乗車すれば、20分ほどで横浜駅に着きます。料金はIC優先で418円です。
1日お疲れ様でした。
2,000円で横浜駅出発、江ノ電で鎌倉&江ノ島を巡るベストルートはこれ!1日で湘南を満喫する方法
今回ご紹介した横浜発江ノ電で巡る1日旅の交通費は合計1,574円(大人)でした。
ふらっとコスパよく、湘南を巡りたい方はぜひ試してみてください。
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